
各種検査
当院では、腹部エコー検査、X線(レントゲン)検査、骨密度検査、心電図検査を行っております。
高い周波数の超音波を腹部にあて、腹部臓器の状態を調べる検査です。胃や腸、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、大血管の様子を観察することができます。検査は、X線やCTなどと違い、被爆もなく安全な検査です。短時間で非常に多くの情報をリアルタイムに得ることができるので、有効な検査です。
レントゲン検査は、X線(エックス線)を体にあてることにより、画像化する検査です。空気は黒く、骨は白く見えます。一般的に『レントゲン撮影』と呼ばれます。当院では高品位で最新鋭のDRシステムを導入しています。
「骨密度」は、骨の強さを判定するための代表的な指標です。骨密度検査では、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定します。骨の健康を知る上で重要な手がかりです。
若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何%であるかで表されます。骨が弱いと骨粗鬆症などを引き起こします。特に女性の方は40歳以上になるとホルモンバランスにより骨粗鬆症が起こりやすいとされています。そのため、定期的な検査をしてください。
当院の検査は骨密度の測定(前腕DXA法)と、採血で骨代謝マーカーの測定を行い、骨の新陳代謝を調べることによって最善の治療を選択させていただきます。
心電図検査は、診察や健康診断などの際に頻度が高い一般的な検査です。心臓の筋肉に流れる電流を、体表面から記録する検査です。心電図検査では、電流の流れ具合で異常がないかがわかります。また、1分間に電気が発生する回数である心拍数も測定されます。心電図は病気を発見するためにとても有用な検査ですが、心電図検査だけでは見つけることが難しい心臓病もあります。当院では12誘導心電図に加え、病院外で発生する不整脈を見落とさないよう、24時間記録できるホルター心電図を受けることができます。
近年、花粉症をはじめ、様々な物質にアレルギー反応を起こす人が増えてきました。当院ではドロップスクリーンという検査機器を用い、アレルギーの原因を調べることができます。これは、指先に小さな針を刺してたった1滴の血液から41種類のアレルゲンに対する反応を調べる検査です。腕から注射で採血して測定する従来のアレルギー検査とは異なり、お子さまや採血が苦手な方にも受けていただきやすいのが特徴です。
一度の検査で、花粉、食物、ダニなど41項目のアレルゲンを調べることができます。